昨日は雲ひとつない青空だったのですが、
今日はくもりでした。
夜から雨がじょばじょば降ってきて、街を濡らしています。
今はあがったんかなぁ。窓ガラスがひんやりしてる。
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最近、あさりの魅力に気づきました。
我が家はあまり貝類が食卓にのぼらない家で、もうかれこれ10年くらいあさりを食卓で見ていませんでした。
わたし自身も貝は実をとるのが面倒なので正直そんなに好きじゃなかったのですが、楽天の高梨選手がアクアパッツァを作られている動画を観て、
簡単美味しいの代表格アクアパッツァ
— 高梨 雄平 (@yuhei_takanashi) 2020年4月14日
切り身でも十分美味しい。
皮目はパリッと!
白ワインはやっすいのでOK。
残ったスープにパスタ絡めたらもう、、、 pic.twitter.com/vcmkkV5nQy
「アクアパッツァ、わたしでも作れるやん!」
って思いまして。
先日作ってみたんです。
それがこちらです。
これがね、わたしが今まで作ってきた料理の中でダントツ1位レベルで自飯自賛できる美味しさだったんです。
家族からもとても好評でした。
このアクアパッツァを作って何より感動したのが、シンプルな味付けなのにものすごくうまみが出ていることです。
調味料というか、味付けになりそうなもの、オリーブオイル、にんにく、塩、こしょう、白ワインくらいしか入れてないんです。
和洋中、何かと醤油とかブイヨンとか味覇とか、
「入れといたら間違いない系調味料」
があると思うんですけど、このアクアパッツァには、そういうのが一切入ってないんですよ。
何がこのうまみを出しているのか。
あさりの出汁なんですよ。
あさりちゃん、天才かよ。
何かと保険で醤油やイタリアンハーブミックスを入れてしまいがちなわたしなんですが、動画を観ているとそういう間違いない系調味料が一切入ってなかったので、勇気を出して入れずに作ったらこの美味しさ。びっくり。
人生が反転するレベルの出来事でした。(笑)
♪
この時、白ワインをメインに使っているおかげであんまり一度にたくさん量を作れなくて、“残ったスープにパスタ絡めたらもう、、、”っていうのができなかったのが心残りだったので、今日はあさりときのこのスープパスタを作りました。
アクアパッツァの鱈抜きで、アスパラとパプリカの代わりにエリンギとしめじを使いました。
おいしかったです。
あさりちゃんが今日もいい仕事をしてくれました。
♪
アクアパッツァの日に、生まれて初めてあさりの砂抜きをしたんです。
砂抜き中のあさりを観察していると、めちゃめちゃ動くじゃないですか。
生きてる………!
これからこのあさりちゃんをわたしがあやめるかと思うと、罪悪感でいっぱいになり。
動いてるあさりちゃんちょっとかたつむりみたいで気持ち悪いし、もうあさりを料理するのは最初で最後や………。と思っていたのですが。
アクアパッツァのあまりの美味しさに、罪悪感はなかったことになりました!!!(おいしさの前に無力)
世の人がわざわざ貝殻から取りだしてまであさりを食べる意味がやっと分かりました。
あさりちゃん、最高においしいです。(現金すぎる)
わたしはおさかなも捌けなくて切り身を焼くタイプなので、日常料理をしていて、自分の手で“命をいただいている”ことを実感する瞬間って、あんまりないんです。
あさりや貝の調理って、それを実感できる貴重な瞬間だなぁと、すごくはっとさせられました。
あさりちゃんをはじめとして、いただいている命に感謝しながら、これからもおいしくいただいていこうと思います。
ごちそうさまでした。