*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

ポコポコが教えてくれるもの。


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最近、“Bricks Ball Crasher”っていうゲームにちょっとハマっています。

普段全くゲームをしないので、父に驚かれています。笑

ルールは簡単、□や⊿のタイル?に、○のボールを当てて消していくゲームです。
タイルには数字が書かれていて、書かれた数字の数だけ○を当てないと消えません。
持ってる○は飛ばした方向にまっすぐ飛んでいって、左右の壁や天井、タイルに当たると跳ね返り、下についてしまったボールは消せません。
タイルもボールが全部下についてしまう毎に一段ずつ下がってくるので、タイルが下についてしまうまでに全部消せたらクリアです。

限られたボールを、いかに効率的にタイルに当てて消していくかが鍵になります。
このボールも広告を見ると増やせたりします。

世間ではあつ森が流行っているというのに、わたしはひとりでひたすらこのゲームでポコポコタイルを消しています。

タイルをボールに当てるときの音がかわいくて、うまく跳ね返せると、ポコポコポコポコ……とリズミカルな音が鳴ります。
まる○でしかく□をタコ殴りしてるみたいだな、と思いながらやってます。ポコポコポコポコ。

単純かつ、プレイヤーにやさしいゲームな気がするのですが、初めて見るとなかなか奥が深いです。

ボールの角度が少し違うだけで、飛んでいく先がものすごく変わります。
うまいところにボールを飛ばせると、1回でものすごくたくさんのパズルを消すことができますし、角度を間違えると全くタイルを消せないままボールが力尽きてしまったり。

このゲームをしていると、仕事みたいだなぁと思うのです。

今、緊急事態宣言が明けて、改めて新しい担当先に挨拶周りをしている最中なのですが、挨拶訪問では、質問によって担当先の情報をいただき、その情報から担当先のためになるような情報をお伝えすることが大切になります。

同じ意図の質問でも、角度を間違えるといい回答が得られず、担当先のためになるようなお話ができません。
でも、いい角度で質問ができ、話も弾んでくると担当先のお悩みを引き出せたり、それに合う当社なりのお話をお伝えすることができます。

まるで、ボールをいい角度で飛ばせて、ポコポコポコポコ…とみるみるうちに消えていくタイルを見ている時のようなのです。

同じ1回のボール、1回の質問でも、その角度によって、担当先の心に入り込めるか、どれだけボールを飛ばしても、目の前の壁を壊せずお時間をいただいただけになってしまうかが変わります。

難しいのは、タイルを見る見るうちに消すことのできる質問の角度がどのくらいなのか、実際に聞いてみないと分からないこと。
このゲームも基本的にボールはまっすぐ飛んでいきますが、飛んでいった先の行方は実際に飛ばしてみないと分かりません。
いろんな角度で飛ばしてみることで、新たな攻略法が見つかったりします。

単純なゲームですが、営業にとって大切なことを教えてくれます。

 

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仕事は完全に元通り。
失ったのはライブに行く習慣だけだなぁ、と最近よく思います。

湿気を含んだもわーんとした空気のような、すっきりしない日々が毎日繰り返されています。

写真は先々週、初めて挨拶訪問に訪れた担当先の帰り道に見つけた紫陽花。
薄紅色でとてもきれいです。
梅雨でどんよりした気持ちを明るくさせてくれますね。