*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

月と鴉と青空と。

11月は仕事の下敷きになっている。

終えても終えても、また新しい仕事が上からドサドサと降ってくる。
またわたしは下敷きになる。
それを繰り返していたら11月が終わりそうだ。

先週が重要度の高い仕事があって時間的な拘束がすさまじく、今日も朝・夕に全く別のプレゼンがあったのだけれど、夕方のプレゼンで使うPowerPointが全くできていないというありさま。

プレゼンって難しい。

意味のある流れにしないといけないこと、きちんと伏線を張って回収すればプレゼンの理解がより深まることなどを考えると、プレゼンは物語に似ている気がする。

プレゼンの方法はその場その場でまちまちだけれど、近頃はWeb配信で実施することも増えてきた。

カメラをオンにしていても顔は小さくしか表示されないので、声とPowerPoint画面のみでいかにわかりやすく伝えるかが大切になる。

おかげさまで好評だったという声をいただくことも多くてうれしい。

しかしプレゼンは生みの苦しみがある。

鉄板でやっていて流れが固定化されているものであればそこまで悩まないが、新しいアプローチで実施するものは、どのような流れで、どんな伝え方をすればいちばん効果的なのかを考える。

これはじーーーっと向き合って考えればかけた時間に比例してきちんと出てくるものではなく、ひらめきと熟考のコラボで生まれるものだと思う。

今日の夕方のプレゼンも、新しいアプローチで実施するもので、なかなかの難産だった。
わたしは比較的スパッと決まる時は決まるタイプだと思うのだけれど、スパッと決まらないときは、ゴールまでの道筋が見えていないと「作業しながら考える」ということがあまりできないタイプだと思う。

大枠の骨子を作ってからも、話の切り出しをどうするかや見せ方などで悩んで、なかなか「PowerPointを作る」という作業にまでいたらなかった。
しかも、今回は担当先から依頼をいただいてのものだったので、絶対にすべれない。

昨日も作業をしていたけれど、ゴールがいまいち見えていないからなかなか進まない。

わたしの作っているものはあくまでPowerPointなので、それには伝えたいことの要素がある。
0から生み出さないといけないアーティストはすごいなと思う。

今朝は6時半の電車に乗らないといけないこともあって気が張っていたこともあり、結局あまり進まないまま1時間睡眠で家を飛び出してきた。

最寄り駅の空はどんよりと厚い雲が覆っていて今にも雨が降り出しそう。

なんとか無事に6時半の電車に乗り、朝からみかんとぱんだの国へと向かい、一のアポを終えて駅まで戻ってきたら、最寄り駅の曇天はどこへやら、清々しいほどの青空が広がっていた。


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月出てるし、写真見返したら鴉飛んでるし、ガラスに反射した空もきれいだし、空の青は濃いし、なんだこの美しい景色は。

みかんとぱんだの国がますます好きになった。

そして帰社して怒濤の勢いでPowerPointを作成。
なんとか筋の通るものができた。
プレゼンの練習1回もする時間なかったので、ぶっつけ本番になってしまったけど、なんとか終わった。
ほっとしている。

まだ、オーダーしてくださった担当先の方と話せていないので、きちんとオーダーに応えられているかは分からないけれど。

朝と夕の仕事が終わって、またふたつ、仕事の下敷きから抜け出すことができた。
よかった。

1時間睡眠の代償がすさまじいので、帰ったら寝る。