*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

「366日 風景画をめぐる旅」

先日購入した本が届きました。

 

366日 風景画をめぐる旅

www.fashion-press.net

FASHION PRESSの記事を拝見して一目惚れ。
しばらく品切れになっていたのですが、Amazonに在庫が戻っているのを見つけ、注文しました。

淡いピンクの装丁がとってもかわいいです。
表紙はルノワールの「セーヌ河の舟遊び」。

366日、1日1枚の風景画が紹介されています。
全ページフルカラーで2500円は破格ではないでしょうか。

風景画の歴史は1800年代からはじまった、ということで、1800年代~1900年前半の時期の作品だけで構成されています。
印象派の全盛期と重なるため、鮮やかな彩りと光が美しい印象派の作品がたくさん収録されています。
ぱらぱらとページをめくっているだけで、心がじゅわーっとあたたまるのを感じます。

366日をめぐる中で、四季の彩り、そして風景画の歴史を同時に辿ることができます。

癒されるだけでなく、学びにもつながる1冊です。

わたしは印象派の中でも、ベタではあるのですがモネがいちばん好きです。

ひいき目を抜きにしても、いちばん多く収録されているのはおそらくモネでした。
見たことのある作品もたくさんありましたが、見たことのない(もしくは、出合えているのに忘れている…)作品でも、
「この色彩、好きだな」
と思った作品は全部モネで、モネの色彩は常にわたしの“好き”の真ん中を貫いてくるようです。

「睡蓮」や「積みわら」は有名なのでよいとして、展覧会で見てあまりにも気に入って壁に飾るA4ポスターを購入した「テュイルリー庭園」や、同じく気に入ってポストカードを購入した「オランダのチューリップ畑」などが収録されていたのはうれしいポイントでした。

ゴッホの「星月夜」「星降る夜」もどちらも収録されていました。(どちらもタイトルが「星月夜」となっていましたが、わたしは「星降る夜」が好きです…笑)

たくさんのお気に入り作品が収録されていて、手元に置いておきたい1冊でした。

誕生日の日の作品はなんなのかと楽しみにしていたのですが、4月の収録作品の中でいちばん好みでない作品(すみません…)ですこし落ち込みました。笑

でも、4月9日って常にそういう運命なので、すごくしっくり来るセレクトでもありました。笑

4月の枠の色がピンクだったので、すべてを許します。笑

印象派が好きな方にはとてもおすすめです。

好きな作品がまた増えて、海外に行きたくなりました。
心置きなく海外の美術館にまた行けるのはいつになるんでしょうか……。