*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

夢の映画1日観放題。

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建国記念日の今日。
イオンシネマのワンデーフリーパスポートで、映画1日観放題してきました!

ワンデーフリーパスポートは、2500円で映画が1日観放題になるうえ、なんとドリンクまで飲み放題になるという夢のようなパスポート。
3月4日まで全国のイオンシネマで開催されています。

今日はいちばんのお目当てだった「ファーストラヴ」の公開初日だったのですが、なんと初日舞台挨拶の中継つきの回までフリーパスポートで観ることができたんです。
とってもお得ですよね!
(ちなみに、ライブビューイングなどの特別興行は対象外だそうです)

わたしが観ることができたのは、


の4作品。
4作品中3作品に北川景子さんが出演されているという景子さまデーとなりました。

そして、エンドロールで気づいたのですが、「さんかく窓の外側は夜」と「約束のネバーランド」は、主題歌がどちらもずっと真夜中でいいのに!
思わぬずとまよデーともなりました。

せっかく観放題なら、と、「鬼滅の刃」が観たかったのですが、完売で急遽「すばらしき世界」を拝見しました。
鬼滅人気すごいですね。

鬼滅は人が死にまくるお話、という認識はあるので、人が死ぬ話が苦手なわたしは果たして最後まで見届けられるのか、という心配がありました。

今日観られなかったということは、神様が
「鬼滅はやめとけ!」
と言ってるんだと思うことにします。
どこまでも流行に乗れない女わたし。

…とはいっても、今日観た4作品、1作につき1人は絶対人が亡くなるんですが…。



せっかくなので、感想を書き連ねていきたいと思います。

 

「ファーストラヴ」


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まずは公開初日の「ファーストラヴ」。
先日原作を読んだばかりなので、原作の流れを照らし合わせるような形で鑑賞することになりました。

原作が説明不足に感じる点や、登場人物が救われずに終わって気になっている点があったりしたので、映画オリジナルの要素が加わっているのだろうな、と思っていました。
映画オリジナルの解釈や、構成の変更はどれも納得がいくものばかりでした。

むしろ、映画の変更の方が原作よりもしっくり来る部分も多くて、原作者の方よりも映画の製作サイドの方がわたしは気が合いそうだな、と思ってしまいました。何様やねんですみません。笑

舞台挨拶の北川景子さま、とても美しかったです。

芳根京子ちゃんは、北川景子さまを「景ちゃん」と呼ぶ中村倫也がうらやましくて「景さん」と呼んでいるそうです。
かわいい。

「ファーストラヴ」は原作を読んだこともあって、原作と比較したネタバレを描きたくなったので別記事にしました。

つづきはこちらから

cherryoulife.hatenablog.jp

「さんかく窓の外側は夜」

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以前漫画を少し読んだことがあって、おもしろかった記憶があったので観ました。
思ったよりも宗教オカルト映画でびっくり。

志尊淳くんと岡田将生の身長差萌え映画ですよね…?!て感じでした。

解決していない問題が多いし、あからさまにラストに伏線が張られていたので続編前提なのかな。

北川景子様はトータル3分くらいしか出演されていません。笑

「すばらしき世界」


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鬼滅完売により、急遽観ることにした映画。
先日「ドクターデスの遺産」を観に行った時かな、に予告を観ていた作品。
急遽決めたので最初数分間に合わなかった。

主演の役所広司が演じるのは、殺人罪で13年服役し、刑期満了で出所したばかりの三上。
芸者の私生児として誕生、父親に認知されずに戸籍のないまま育ち、幼いころに母親と離別。施設で育ち、暴力団と関係を持ち始め、中学生の頃から逮捕と服役を繰り返す。
十犯六入。
前科十犯、服役したのが6回、という意味らしい。
殺人での13年の服役の他、トータルの服役期間を合わせると、塀の中で過ごした時間は実に28年に上る。
そんな彼が、社会復帰できるのか。
難しい主題の映画だ。

反社の世界で生きてきた三上は、逆上するとすぐに暴力に走ってしまう。
一度スイッチが入ってしまうと、コントロールできずに執拗に相手を殴り続けてしまう。

そんな彼だが、逆上さえしなければ、刑務所の規律の中で生きてきた礼儀正しい人間だ。
出所後の彼の周りには、身元引受人の弁護士とその妻や、買い物に行くスーパーの店長、ドキュメンタリーの取材を行おうとするカメラマン、市役所の生活保護担当者など、支えてくれる協力者が少しずつ現れる。

「レールを外れた人に、社会は厳しい。
でも、レールの上に乗っている人も、レールに乗っているからと言って、そんなに幸せなわけじゃない。
だから、レールを外れた人を、レールの上に乗る人は排除しようとする」
というような長澤まさみの台詞が印象的だ。

どれだけ生育環境に問題があり、反社会的勢力の中でしか生きられなかった人も、社会の中で生きていくサポートが必要。

このことは頭では理解しているつもりだ。

それでも、どうしても、「殺人」という罪はほかの犯罪と同列に扱ってはいけないと思ってしまう。

わたしは、結局、最後まで
「『人を殺す』というレールを踏み外した人に対する畏怖」の念が消えなかった。

もし、目の前にいる人が、人を殺した過去があるとしたなら、きっとわたしはそれ以上深くその人と関わることができないと思う。

三上はカッとなるとすぐに手が出てしまい、人を傷つけすぎてしまうきらいがある。
だからこそ、歯止めが利かずに人を殺してしまった。

劇中も三上を支えてくれる人々に三上が怒りを覚える描写が何度もあり、その度に三上が相手を殴り殺してしまうのではないかとひやひやした。

最後は決して報われる結末ではなかったが、それも、彼の人生で犯してきた罪を思えば妥当というか、支えてくれる人がたくさんいて、幸せな人生だったのではないか、とすら思った。 

約束のネバーランド

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漫画を少しだけ読んだ。
コニーの死のシーンがあまりにもショッキングで、観る前から戦々恐々。
 
ママ役の北川景子さんは、「ファーストラヴ」とは対照的にとてもよかった。
独特の発声がママのキャラクターに合っているのだと思う。
 
渡辺直美、原作のクローネとは見た目が全然違うように思うけど、めちゃめちゃハマり役だったと思う。笑
 
漫画を読んだときにネタバレサイトを読んでしまい、ある登場人物は生きてるらしいということを知っている状態で読んだので泣かずに終わることができた。
 
ノーマン役の板垣李光人くんがとてもハマり役だった。京本大我くんにとても似ている。
 
浜辺美波ちゃんと板垣李光人くんがおおきいので、レイ役の城桧吏くんがイキッてるようにしか見えなかったのが残念だったな。
 
あと、ローランド化した松坂桃李が出てきて笑った。
映画オリジナルキャラクターらしい。
オリジナルキャラクターならなおさらあの髪型にしたんや。
キャスティングローランドでよかったのでは。笑
 
しかし、きれいに終わっていてとてもよかった。
世界観がディズニーの実写映画を観ているかのようだった。

 
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10時間半映画館にこもりきりの1日でした。
 
これだけたっぷり観られて、2500円!
 
しかもドリンクも飲み放題。
とってもお得ですし、気になる映画を1日でまとめて観られるのでとてもおすすめです。
 
3月4日までですので、お近くにイオンシネマがある方はぜひ!