日曜日は雨と聞いて。
散った後のがくの紅も好きです。
がくだけでも花のようで美しい。
桜の幕が閉じる時、とタイトルをつけましたが、土曜日の時点ではまだまだ美しいです。
でも、日曜日の今日は雨戸を風が揺らしていたし、ずっと窓の向こうで雨の音がしていたから、散ってしまったんだろうなぁ。
見上げれば桜。
永遠に見ていたくなる美しさ。
こうやって咲いている花たちも、今頃は散ってしまっているのかと思うと切ないし、咲き誇るこの瞬間を写真におさめておいてよかった、という気持ちになる。
人間のエゴかもしれないけれど。
がくまでもが空色のキャンバスを彩る華やかな色彩に。
桜の極彩色。
空の青とのコントラスト。
咲き誇る桜の下。
これだけ咲いていても、見下ろすと散った花びらがたくさん。
絶景。
さよなら桜。
お気に入り。
向こう側の光。
風に吹かれて。
いい空の色。
わたしもいるわよ、と言わんばかりのたんぽぽ。
散りゆく桜。
つつじ。
葉っぱ。何かが実る予感?
ここに閉じ込めた桜たちも、今頃は…と思うと悲しい気持ちになる。
桜の盛りは一瞬。
しかし、だからこそ美しい。