桃色の宴よ
桜の花よ
春の四条大橋。
ふと鴨川の方を見たら、まるで桜の花びらが風に舞うかのように、ぶわっと頭の中がJUDY AND MARYの「KYOTO」でいっぱいになった。
春の京都の美しさを、これほど音に込めた楽曲、他にあるのだろうか。
あらためて、TAKUYAは天才だなぁと思った。
京都はさくらもちが咲き始めている。
葉っぱと一緒に咲く八重桜。
さくらもちのようでかわいいのでさくらもちと呼んでいる。
ソメイヨシノが終わってから咲き始めるさくらもち。
今年は随分と開花が早いような気がする。
ソメイヨシノも葉が出てきているものの、まだいくつかは花をつけている。
さくらもちの向こう側のソメイヨシノがまた美しい。
見上げればさくらもち、そしてソメイヨシノ。
まんまるさくらもち。川縁にアーチ状の桜の簾をおろしてるかのよう。
さらに、さくらもちの後に咲くイメージのハナミズキも、もう花をつけていた。
ソメイヨシノ、さくらもち、ハナミズキ。
春の夢の競演。
春の美しさを1箇所に凝縮しているかのよう。
京都は美しい街だなと、あらためて思う春の日であった。