映画って、腰を据えて2時間半しっかりと観ないといけないような気がしてしまう。
もちろんそれが理想的なのだけれど、それが弊害になってなかなか映画を観る時間が作れないのがネック。
Amazon Primeには膨大な選択肢があるのに、なかなか再生ボタンを押すことができない。
金曜ロードショーをあまり観ないのも同じ理由。
だからわたしは、誰もが観ていそうなヒット映画も全然観ていない。
この30年弱でどれだけの文化の機会損失があったのかと思うと目眩がする。
もう少し、身軽に映画を観られたらいいのにね。
そこで、昨日は“前々から気になってはいたけど観られていなかった”映画を、作業をしながらながら見で観ていくことにした。
映画には申し訳ないけど、ながら見でも観たのと全く観ていないのとでは全然違うから。
というわけで、「続けていきたい」という意思表明とともに、こういったさらさらと観た映画たちを、これからは「さらり映画録」として残していきたい。
昨日観たのは2作品。
『テルマエ・ロマエ』
『テルマエ・ロマエ』
面白かった。
舞台は135年のローマと現代の日本を行き来する。
ローマは史実に基づく人々が登場。
世界史で聞いた名前がたくさん出てくる。
ここでも「アウグストゥス」を思い出す。
135年はオクタウィアヌスがアウグストゥスの称号を得てから少し先のお話。
「私をくいとめて」にもローマが出てきたし、最近ローマづいている。
上戸彩がラテン語ペラペラになって意志の疎通が図れるようになったのおもしろすぎた。
猛勉強したんだろうなぁ。すごい。
『一度死んでみた』
『一度死んでみた』
これも気になっていた作品。
広瀬すずがデスメタルバンドのボーカル。
出てくる曲いい曲。広瀬すずが全力で折りたたみしてる。
立てているのは中指じゃなくて人差し指。
そういう平和な姿勢をとても推したい。
すごく面白かった!
ながら見だったせいで豪華キャストに全然気づけなかったのが残念。佐藤健とかいたのか!
笑って泣いて(※わたしは涙もろい)なんでやねんと突っ込みつつ楽しめるいいお話だった。
テーマは
「気持ちは言葉にしないと伝わらない」
という、シンプルなもの。
そんな変わったことを言ってるわけではないけど、いい映画だったな~。
「スーパーサラリーマン左江内氏」の時も思ったけど、堤真一、かっこいいのに頼んないお父さんになれるのすごいなぁ。
残りのGWで、『マチネの終わりに』と『窮鼠はチーズの夢を見る』が観たい!
これは腰を据えて観たいなぁ。