木曜日、母からラインが来ておりまして。
「明日は、レモンクリームパスタやで!」
夜にパスタを食べるのはさすがに憚られたので、土曜日のお昼に食べることに。
昨日、母からは完成したレモンクリームパスタの写真とともに、
「レモンクリームパスタ。パパは、レモン強すぎやけどおいしい言うてた。
ソース、残してあるから。」
とラインが来てた。
そして本日土曜日。
6時前に起床。
最近日増しに、年増しに目覚めが早くなっていく…。
これが加齢か。
二度寝したらよかったのに、前日の夜を食べてないせいでおなかもすいているので、レモンクリームパスタを食べることに。
食しか楽しみがないので、もはや昨日の晩からレモンクリームパスタを食べるために寝てる。
母が起きるまで待って、盛り付けをお願いしたほうが間違いなかったのだけれど、空腹の前に人は無力である。
朝から妙に気分もよいのであいみょんの「おいしいパスタがあると聞いて」を鳴らす。
今日ほどこのタイトルが似合う朝もないのである。このアルバム、タイトルもジャケットも大好きなのだけれど、初めて聴いた。
お花がパスタでできている。かわいい。
虫が寄っている。ちょっとやだ。
ジャケットとタイトルの意味は知らない(想像する答えと違う答えが返ってきそうでしょんぼりしそうなので知らないままの方が幸せな気がする)けど、「おいしいパスタがあると聞いて」というタイトルもジャケットもとてもすてき。“おいしい”がひらがななところもとてもすき。“おいしい”はひらがながいちばんおいしく見えると思う。
「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」初めて聴いた。
余裕のある人はかっこいい
でも余裕のない人生は燃える
と歌いながら高らかに上がっていくコード感があまりに最高で笑ってしまった。
そうやって自分を奮い立たせることも
負けず嫌いも生まれつき
だからもっと刺激をもっと混乱をもっと人生を
と歌いながら、じゅわーっと広がり高まるギターのコード感がさらに最高。うつくしい。
🍝
パスタをゆでるのに、お鍋ではなく直径がおおきくて底が深いフライパンを使いたくなり、フライパンに水を張る。塩を入れる。火にかける。
何回やっても、パスタを鍋に入れる瞬間はすこし緊張する。
お花のようにパスタを鍋に広げて、無事に水の中に沈め終えるまで気が抜けない。
あれをスマートにできた試しがない。
今日はフライパンのおおきな直径のおかげで、パスタはするすると沸騰したお湯の中に沈み込んでくれた。
隣のコンロで冷蔵庫で寝ていたソースを引っ張り出して火にかける。
ゆであがったパスタとソースをお皿に移す。
母のみほんの写真を見ていたら、パスタの上に黒胡椒と、ミモザみたいな黄色のお花が乗っている。
レモンクリームパスタって言うくらいだからレモンの皮でもすったのかなと思い冷蔵庫をさがすも、レモンの姿は見当たらない。
後から聞いたら、わざわざ買ってきたパルミジャーノチーズをおろしたらしい。ほお。
野菜庫にベビーリーフを見つけてなんとなく乗せてみる。
ベビーリーフの映える乗せ方とか分からん。
お店のパスタに何気なく乗ってるけど、どんな風に乗ってるのか、という視点で見ないと身につきませんね。
黒胡椒を電動ミルでがりがり。
(電動ミル、超便利なのでおすすめ)
できあがり。
レモンクリームパスタ🍋
パスタゆでただけなのに謎の作った感。盛り付けがへた。わたしは写真撮るだけに限る。
レモンの酸味がクリームの濃厚さを和らげてさっぱり、でもクリーミー。
とてもおいしかった。
奥に見えるのは「大人のポテトサラダ」らしいです。
マヨネーズ不使用だそう。
ごちそうさまでした。