*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

Vol.27 おいしさの追体験。

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帰り道の空。
家に帰った瞬間、雷鳴が轟いてびっくりしました。

さてさて最近の体重です。


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行ったり来たりをくりかえしています。
今週は比較的いっぱい食べてしまったので反省。

母のごはんがおいしいので困ります。
ありがたいことでもあるし、この年齢まで実家でぬくぬく過ごしているのは情けないことでもあるし、という感じですね。

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今日、会社の同僚とごはんを食べているときに、同僚とダイエットの話になりました。
(わたしがサプリ飲むからです………)

同僚「2週間で109キロから100キロに体重落とした人が、甘いものとかを我慢するときに脂肪に
『もう充分食べただろう』
って語りかけててちょっと宗教じみてるなって思った」

わたし「ごめん、わたしもチョコファッションとかポッキーとかパイの実とかは、
『もうこれまでの人生で充分食べたよね…!』
って言って我慢してる………」

同僚「まじか。チョコファッションもポッキーもパイの実も、おいしさを追体験するために食べるんやん………!
おいしさにまちがいがないやん………!」

わたし「せ、せやな………!
でもおいしさの追体験はあきらめて、新しいものだけは食べてもよしとしとるんや………」

同僚「その方法、メジャーなん?」

わたし「いや、分からん………」

“おいしさの追体験

最高のパワーワードです。
おいしさの追体験がわたしもしたいよ………。

“味を知っているものは食べない”って、ダイエットにめちゃめちゃ有効な方法であることはたしかです………。

世の中のカロリー高い食べもの、だいたい食べたことありますからね………。

ただ、母の料理だけはその日その日に手をかけて作ってくれているだけに食べてしまうのです………。

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でも最近、
「『食べる』ってなんだろう」
と考え始めています。

好きな漫画の登場人物に、
「『食べる』ことが好きじゃない」
という子が出てきて、食べるのが好きなわたしは、読んでいた当初、その子の気持ちが全く分からなくて。

でも今ならちょっとだけ分かります。

食前にサプリ。
ごはんを食べるときはかならず野菜から。
毎日の甘いもの欲は糖質カットデザートで満たす。

毎食毎食キャベツの千切りをもぐもぐしていると、ただ作業のようにキャベツの千切りを口に運ぶことの繰り返しに意味を感じなくなってきたんです。
なんでこんなに食べないといけないんだろう、みたいな。

でもキャベツ食べないと先に進めないので、食べるしかないんですけど…。(これも自分で決めたルールなんですけどね)

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これまで食べてきたものの量を振り返ると、おそろしくなることがあります。
食べたものを振り返ることっていちばんやってはいけないことな気がするんですが。

例えば、わたしは学生時代500ミリパックのリプトンミルクティーが大好きで、毎日1本、多いときは2本とか飲んでいたんです。
それを中高大の10年間続けていたので、多く見積もって3,650本………少なく見積もってもこれまでの人生で2,000本は飲んでると思うんです。リプトンミルクティー

2,000本×500ミリリットル
=1,000,000ミリリットル
1,000リットル

これまでの人生で、1,000リットル、リプトンミルクティー飲んでる計算になるんです。
1,000リットルものリプトンミルクティーが、わたしの体を通過しその一部は確実に脂肪になっているわけです。

しかも22歳までで。

おそろしくないですか。

おいしさの追体験、しすぎです。

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“味を知っているものを食べない”というルールを突き詰めていくと、自動的に、世の中から食べたいものがどんどん減って行きます。リプトンミルクティーは、おそらくこれからの人生で1回も飲まずとも生きていけるはずです。

だって、すでに1,000リットル飲んでるんだから。

最近食べたいものが減って、ランチのお店選びに困るようになりました。

そんな中で、「食べる」ことに価値を見いだせる瞬間がひとつだけあります。

それが、“誰かと一緒に”「食べる」ということ。

ひとりでは何が食べたいか分からなくてお店選びに迷うランチも、誰かと一緒ならたのしいしおいしい。
同僚は新しいお店を教えてくれたりもします。

“誰かと一緒に”「食べる」ということは、「食べる」という行為に大いなる付加価値を与えているんだと思います。

お酒飲めない、飲み会が苦手なわたしですらこう思うんですもん。
飲み会好きな人はたいへんだろうなぁ、食を通したコミュニケーションって大切なんだなぁ、とすごく思います。