*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

美景薄明。

関西が梅雨明けした。
との報せはまだないけれど、空模様は既に真夏の様相を呈している。

今日は同僚と少し歩いて気になっていたお店にランチに行ってきた。
行きは日焼けを心配するレベルの日差しだったのに、着席したあたりからどんどん空がグレーに飲み込まれていき、遠くでは 雷鳴が轟き始め、あっという間にけたたましい雨粒がアスファルトの上でばしゃばしゃと跳ね始めた。

当然誰も傘など持っておらず笑うしかない。

結果的に、信号が青になったと同時に横断歩道の向かい側のコンビニまで猛ダッシュして、全員ビニール傘買って帰ってきた。
相合い傘で割り勘できる雨量ではなかったのである。

わたしはおおきな傘がこわくて、どんな大雨でも折りたたみ傘しか持たないので、この傘、次はいつ使うことになるやら…である。

鯛坦麺、とてもおいしかったのでよしとする。

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天気予報を見ていると、夜にも「雷雨」の文字があったので戦々恐々と帰路に着くも、帰りは全く降られずに済んだ。

むしろ空が日が落ちるいちばんきれいな時間帯で、今日も東の空はピンクに染まっていた。


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すこしあとの西の空。

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無造作に描いたみたいな雲がまた美しい。

空を見るのは好きだし、地学選択だったのになぜこんなにも空がピンクに染まる時間帯があるのか知らないなと思って調べてみた。

Twitterでよくお顔をお見かけする方が解説をされているこども向けのページ(なぜかHondaのサイト)がとても分かりやすかった。

https://www.honda.co.jp/kids/explore/twilight/

こういう現象は薄明というそうだ。

空がピンクなのではなく、太陽の光とわたしとの距離が遠いから、ピンクに見えているだけなのだなぁ。
ふしぎ。

東のピンクの空にはビーナスベルト、その下の青い部分(今日の写真はあまり写っていないけれど)は、地球影というらしい。

ほかにもいろいろ、美しい名前がついていて勉強になった。

こういった美しい景色もあっという間に夜へと姿を変えてしまう。
(縁起のいい言葉ではないけれど)美人薄命というけれど、美景薄明でもあるのだな、と思う。