2021.10.3(Sun)
蜷川実花展 -虚構と現実の間に-
at 上野の森美術館
行ってきました。
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蜷川実花展。
地方で開催されていて行きたいな、と思っていた展示が、ついに東京にやってきました。
蜷川実花さんの写真は高校生の時から大好き。
とても美しかったです。
人が多いかと怯えながら行ったのですが、意外とすいていました。
展示も思ったよりはコンパクトで、1時間かからず観終えました。
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ポートレイト以外は写真撮影可!
散りゆく桜から展示ははじまります。(あ、ちょっと嘘、そのまえにもうちょっと展示があった)
そして華やかに咲き誇る花たち。
花は盛りに。
蜷川実花の撮る桜は彩度が高い。
目で写るものとレンズを通して写るものは違うんだなぁと改めて。
蜷川実花の写真は、見たありのままを残すのではなく、レンズを通すこと、シャッターを切ることでそのありのままをいかに作品として昇華させるかに焦点が当てられている気がしますね。
自然とは対極にある世界。
だから、“虚構と現実の間に”なんだろうなぁ。
極彩色と濃い青。
この空間の花は造花だったり、色水を吸わせた人工的な色彩の花だったりするそう。
しかも、撮影地は墓地なのだとか。
観たことのある作品がたくさんの空間だったので驚きました。
お父さまとの最期の日々を過ごす中で日常を撮影された「うつくしい日々」
蜷川実花さんがこんなにもシンプルな桜を撮影されるのは、後にも先にもこの瞬間だけかもしれないな、と思いました。
光の庭
桜と藤の部屋。
Chaos Room
フロアガイド見てびっくり。
Chaos roomっていうのね。
ほんとにChaosだった。笑
蜷川実花さんの書斎だったかのモノを全部の勢いで持ってきていらっしゃるらしい。
(とInstagramで見た)
普段の生活が困らないか気になってしまいます。
いいともの蜷川実花のプレートがあった。笑
エリカ😿✨
沢尻エリカさんがいてうれしかった。
ポートレイトのところにも「ヘルタースケルター」のラストシーンの写真がありました。
沢尻エリカ、いつまでも大好きです。
たおれる白馬
うわわぁ!笑
ほんとにChaos。
キユーピーちゃんもいた。笑
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あんまり載せるのもなと思って絞りましたが素敵な展示でした。
極彩色を浴びたい方におすすめ。
普段美術館には絵画を観に行くことが多いので、写真を観るのはひさびさでした。
(たまたま遭遇した写真展を見たりはあったけど)
絵画は時間を宿し、写真は瞬間を閉じこめる。
のだなぁと思いました。
絵画は、目の前でこれを描く過程を想像したりするけど、写真はそれが一瞬なのだなぁ、と。
同じ場所で見るものだけれど、絵画と写真はやはり似て非なるものだなぁ、と受け手の目線としても感じました。
11月14日まで!
美術館ナビから日時予約ができますよ!
わたしも昨日深夜に買えました。
チケットレスにはなるけど前売り価格なのでおすすめ🌼