2022.2.20(Sun)
⼤阪中之島美術館 開館記念
Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―
at 大阪中之島美術館
行ってきました!
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2月2日に開館したばかりの大阪中之島美術館に行ってきました!
紆余曲折を経てようやく開館した大阪中之島美術館。
国立国際美術館の隣ですが、ダイビルとつながる連絡橋で直結しているので、肥後橋からも渡辺橋からも、連絡橋以外は濡れずに行くことができます。
駅からの道案内も国立国際美術館よりもしっかりしていて、大阪の本気を感じました。笑
開館記念はコレクション展とのことで、てっきりそこまで作品も多くないのかと思っていたのですが、のんのんのん。
美術館の構想に先行して30年前から収集を進めていたとのことで、凄まじいボリュームでした。
11時に入りましたが、見終わったときには14時を過ぎていました。
しっかりとパワーチャージしてから入るのをおすすめします!
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コレクションは寄贈されたものから購入されたもの、天保山のサントリー美術館が閉館した際に引き受けたものまで、美術館にやってきた経緯はさまざま。
『郵便配達夫』
まずお出迎えしてくれるのが、佐伯祐三さんの『郵便配達夫』。
肥後橋駅からの連絡通路にありました。
おっちゃん。かわいい。
大阪
大阪の美術館ということで、大阪の風景を描いた作品が多くあるのも印象的でした。
青木宏峰(大乗)『中之島風景』(1923年)
1923年の中之島って、こんなにヨーロッパ的な建物が建ち並んでいたのか…!と驚きました。
その後、美術館を出てから中之島の街並みを歩き、中之島中央公会堂や中之島図書館を眺めながら、昔はこの一帯が外国式の建物で固められていたのかなぁと思いました。
日本銀行の大阪支店や、淀屋橋の三井住友銀行も昔から残っている気がします。
すぐ隣には高層ビルが建ち並んでいたりして、中之島って歴史ある建築と現代の建築が共存する街だったんですね。
大阪で働いていた頃は、日々何気なく歩いてきた町並みですが、改めて歴史を感じました。
帰りに見た淀屋橋からの景色が、いつもとは少し違って見えました。
🌼
ほかにもたっくさんコレクションがありました!
アルチンボルドがあるのがうれしくて、ポストカード買っちゃいました。唯一日本にあるアルチンボルド作品かもしれないとのこと。
衝撃の再会
『M式 海の幸』のインパクトが今も忘れられない森村泰昌さんと衝撃の再会を(一方的に)(それも一昨年名古屋のコートールド美術館展で見たマネの『フォリー=ベルジェールのバー』で!)果たしたり。
森村泰昌さんは作品のお顔を見て、思わず
「知ってる!!!!!」
って言ってしまいました。笑
お顔で覚えるってなかなかないよね。
ゴッホとレンブラントは自画像見過ぎて顔で分かるけどさ、そんくらいよ。
ゴッホ、レンブラント、森村さんよ。笑
『M式 海の幸』の展示は衝撃的すぎて、たいへんおもしろかったです。
こういう出合いがあるのも美術館のいいところですね。って中之島美術館の話からそれてしまったけど!
未知との遭遇
展示室外の空間にも立体作品が。
その名も
『ジャイアント・トらやん』
ヤノベケンジさんの作品。
キユーピーちゃんに似てるけど、トらやん。
トだけカタカナなんですね。
「なんでトラなんやろう?」
って言ってたら、
「中の人がトラなんかな?」
って友だちに言われて、よく見たら
ほんまや!!!
おっちゃんがいる!!!!
びっくりしました。
おひげのおっちゃんがいる!
ヤノベさんの作品は外にも。
ねこちゃん。
かわいい。
コレクション展は3月21日まで!
とっても充実した展示だったのでとてもおすすめです!
すごかったな~!