こんばんは。
アラサー独身会社員女子です。
アラサーになり、これまで延ばし延ばしにしてきた人生の見直しを図っています。
まず実行したのが医療保険への加入。
なぜ今医療保険に入ったのか?などについて書いた前編はこちらからどうぞ。
続いての後編は、
- わたしの医療保険に入る時の決め手
について書いていきます。
医療保険のニーズや必要な保障は、そなえておきたい保障内容や遺伝的な心配、ライフステージによっても異なります。
というわけで、まずはわたしの属性を書いていきます。
さらっと最後に重いことを書いてますが、母は今も元気ですのでご心配なくでございます。
こんなわたしが加入した終身医療保険の保障内容は、こんな感じです!
- 入院日額5,000円
- 65歳満了
- 120日型
- 先進医療付加
- 入院一時金50,000円
- 女性疾病給付特約🌼3,000円
- 健康給付金🍀付加
- =約4,800円(月払)
ひとつずつ見ていきます。
入院日額5,000円
入院日額は10,000円と5,000円が一般的かと思いますが、10,000円にすると一気に保険料が上がってしまうので、5,000円を選択しました。
手術給付金は三代疾病の手術は入院日額の40倍(20万)、その他の手術は20倍(10万)支払われる契約です。
65歳満了
保険料払込期間です。
一般的に払込期間が長ければ長いほど、保険料は安くなります。
わたしは働いているうちに払込を終えて終身の保障を持ちたかったので65歳満了にしました。
65歳で保険料を払い終えれば、生涯にわたって医療保険を持つことができます。いいよね。
120日型
医療保険には給付限度があります。
1回の入院が長期になり、給付限度をこえると給付限度をこえた分の入院給付金はもらえなくなってしまうんです。
例えば病気になって半年間(180日)入院した場合、加入している医療保険が60日型だと、60日分しか入院給付金をもらうことができません。
とはいえ、近頃は入院も短期化傾向にあります。
180日もの長期入院はそんなに可能性としては高くないかなと。
給付限度には60日型や120日型などがあるのですが、わたしは長めの120日型を選択しました。
実は、60日型と120日型では、そこまで大きく保険料が変わらないんです。
(入院が短期化していて、実際60日以上入院する人が少ないからだと思われます)
少しの差なら120日型にしておこうかなということで、120日型を選びました。
三大疾病等入院無制限
ちなみに、わたしは悩んだ結果選ばなかったのですが、保険には三大疾病等の入院については上記の給付限度に関係なく、入院給付金がもらえる三大疾病等入院無制限特則というものもあります。
実は入院給付金には、給付限度のほかに通算で支払われる入院給付金の限度があります。
(わたしの加入した保険は1,095日=3年が限度です)
この場合も、三大疾病等入院無制限特則を付加していれば、三大疾病等の入院は、通算日数や給付限度に関係なく入院給付金が支払われます。
(三大疾病“等”としているのは、医療保険によって対象が三大疾病だったり、七大疾病だったり、八大疾病だったりいろいろあるからです)
ただ、全体的に入院が短期化していることや、これからの人生で3年も入院生活を送る日々があまりイメージできないことから、こちらについては外しました。
先進医療
先進医療も付加しました。
先進医療とは、高度な医療技術を用いた治療法や技術のうち、公的医療保険の対象になっていないもので、有効性や安全性について一定基準を満たしたもののこと。
公的医療保険の対象になっていないので、治療費が高額になることがあります。
そんな時に、治療費を2000万までカバーしてくれるのが先進医療特約。(会社によって限度額違うかも?たいてい2000万だと思います)
付加しても数百円なので付加するのが一般的です。
保険会社によってはここだけ更新型で、少しずつ高くなっていく場合があるので注意です。
わたしが選んだものは更新型ではないので、払込満了までずっと同じ金額。
入院一時金50,000円
入院給付金とは別に、入院一時金を50,000円付加しました。
これは、
「1日でも入院すると、入院給付金とは別に50,000円もらえるよ!」
というもの。
この金額は1万円刻みで自由に選ぶことができます。(保険会社によって異なります)
中にはこの金額を、前の記事で書いた高額療養費制度の金額に合わせて設定して(例:57,600円の方なら60,000円など)、
「1日でも入院すると、入院一時金で高額療養費の1ヵ月分の限度額はまかなえるよ!」
という設計をされる方もいらっしゃるそうです。
ナイスアイデアだなぁ。
わたしは深く考えずに、5,000円の10日分で50,000円にしてしまいましたが、高額療養費に合わせておけばよかったな~!とちょっぴり後悔中です。笑
でも、入院給付金は入院日数に応じて1日5,000円もらえるし、手術したら手術給付金が別にもらえますし、まあなんとかなるでしょう!笑
なにより、日帰り入院でも50,000円がしっかりもらえると思うと安心です!
女性疾病特約🌼3,000円
女性疾病特約🌼
今ほとんどすべての保険会社さんの医療保険につけられる特約じゃないかな~と思います。
女性疾病特約といっても、その保障内容や特約保険料はさまざま。
じっくり中身を見て決めることが大切です。
女性疾病特約=基本は入院給付金の“上乗せ”
女性疾病特約、というと、
「つけたい!」
と思われる女性の方、多いと思います。
勘違いしがちなのが、
「女性疾病特約をつけていないと、女性特有の病気で主契約の入院給付金はもらえないんじゃないか?」
ということ。
答えはNOです。
女性疾病特約をつけていなくても、治療を目的とした入院であれば、主契約できちんと入院給付金をもらえます。
手術給付金も同様です。
※ただ、普通分娩に関しては“治療”とみなされないのでもらえません。帝王切開等の場合はもらえる場合が多いです。
女性疾病特約は、あくまでも、
「女性特約の病気になったときに、入院給付金に上乗せして女性疾病入院給付金をもらえるよ」
という特約なんです。
「それなら必要ないや!」
という方はそれでOKだと思います!
女性疾病ってどんな病気?
女性疾病は、その名の通り女性特有の病気を指します。
その定義は保険会社によってまちまちです。
たとえば、
- 女性特有の臓器(乳房、子宮、卵巣など)にかかわる病気
- 関節リウマチ
- 妊娠、分娩にかかわる入院や手術(帝王切開や切迫早産など)
などが該当する場合が多いです。
(ご加入の保険の約款を確認してくださいね!)
わたしが加入した保険の女性疾病給付特約は、上記の病気に加えて、
三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)
はすべて上乗せで給付される特約になっています。
がんは部位に関わらず上乗せされる会社は多いんですが、心疾患、脳血管疾患までカバーしてくれる女性疾病給付特約、なかなかないんです。
上乗せ額は1,000円刻みで選べるので、わたしは3,000円にしました。
これで、三大疾病や女性特有の病気で入院すると、入院1日につき8,000円もらえます。
女性疾病給付特約、120日型のすすめ
また、上の方で、給付限度を120日型にしたと書きました。
120日型のメリットは、女性疾病給付特約も120日まで上乗せで支払われることです。(保険会社によって違うかも)
例えば、切迫早産で3ヵ月(90日)入院した場合…
入院給付金5,000円+女性疾病入院給付金3,000円=8,000円
8,000円×90日=720,000円
720,000円もらうことができます。
大きいですね!
女性疾病給付特約、バリエーションはいろいろ
また、女性疾病給付特約は保険会社によって中身が異なりまして、子宮や乳房摘出の際の手術給付金も上乗せでもらえる保険会社もあります。
さらに、出産お祝い金がもらえる保険会社もあるのですが、保険料がめちゃめちゃ高くなります…。
それならそのお金を貯めておいたほうがいいかも…。
後は今健康保険適用に向けての動きが話題の不妊治療も、女性疾病給付特約でカバーできる保険会社もあります。
みなさんのニーズやご心配にあわせて保障を選びたいですね。
さて、わたしが加入した医療保険は、手術や出産、不妊治療の給付金はありません。
わたしが重視したのは、乳房再建術への給付金です。
乳房再建術
乳房再建術は、乳がんで乳房を摘出した方がおこなう手術のこと。
美容整形と同じくシリコンを入れるシリコンインプラント法や、お腹や背中などの組織を移植する皮弁法などがあります。
これらは健康保険の適用が可能で、高額療養費制度を活用することができます。
ただ、これらにはデメリットも。
まず、シリコンインプラント法は胸に異物を入れることになります。また、定期的なメンテナンスが必要です。
皮弁法は、お腹や背中に1本の手術痕が残ってしまいます。
そんな中で最近注目されているのが、脂肪注入法。
お腹などから抜いた脂肪を胸に注入する方法です。
これまでの技術だと、せっかく胸に脂肪を入れても胸に脂肪が定着せず、ほかの部位に流れてしまうことが多かったそうです。
しかし、近頃は脂肪細胞を攪拌し、不純物を取り除く技術や、胸の組織に脂肪をなじみやすくする器具なども開発され、脂肪がきちんと胸に定着させられるようになったそうです。
大きな傷も残らず異物も入れない脂肪注入法。
活用したいところですが、脂肪注入法は現在健康保険の適用ができません。
費用は100万ほどかかるとの噂も。
そんなときに活用できるのが、乳房再建術給付金です。
乳房再建術給付金
わたしの加入した医療保険は、ほかの手術や不妊治療等の上乗せがない代わりに、乳房再建術給付金だけがついています。
乳房再建術をうけると、なんと女性疾病入院給付金×300倍がもらえるんです。
わたしの場合3,000円なので、
3,000円×300倍=900,000円
もらえる計算になります。
脂肪注入法を活用したとしても、ほぼカバーできます。
乳がんへの心配
現在生まれた時以外で入院したことが1回もありません記録を更新中のわたしですが、唯一心配なのが、母も罹患した乳がんへの不安です。
乳がんになると、母の場合はまず摘出手術になりました。
乳房摘出術を受けると胸が大きく失われてしまい、大きなショックを受けるのだそうです。
(……母が手術したわりに他人事感があるのは、わたしが当時微妙な年齢でその姿を目の当たりにしていないことと、母が気丈に振る舞っていたこと、子どもに病気についての細かい話をする家庭ではなかったからです……。)
もし、乳がんになって胸を摘出することがあったとしても、納得のいく再建術を受けることができれば、今後の人生を明るく生きることができるはず。
ということで、わたしは乳房再建術への給付金を重視して保険を設計したのでした。
健康給付金🍀付加
そして付加したのが健康給付金。
これは、
「期間内に継続10日以上の入院がなければ、5年に1回入院給付金×10日分がもらえるよ!」
という特則。
わたしの場合は入院給付金5,000円なので、5年に1回50,000円もらえます。わーい!
通常医療保険は入院や手術をしないと給付金がもらえませんが、これなら、給付金の支払いがなかった人も5年に1回必ず給付金をもらうことができます。
しかも、この保障は90歳になるまでずっと続きます!
生まれた時以外で入院したことが1回もありません記録を更新中のわたしにぴったりの特則です!
「めっちゃええやん!」
となると思うのですが笑、健康給付金特則を付加すると、それだけ保険料があがりますので注意が必要です。
ただ、ここめっちゃシビアに計算したんですが……笑
健康給付金特則を付加した保険料、(わたしの場合は)毎月829円なんです。
毎月829円×12ヵ月×5年
=49,740円
(ギリッギリだけど)50,000円切ってる………!
毎月829円を5年貯めるよりは、保険で払っておいて50,000円もらったほうが(ちょっとだけ)お得です。
しかも、この設計は65歳満了なので、保険料の支払いは65歳で終わります。
でも、90歳まで、継続10日以上の入院給付金の支払いがなければ5年に1回50,000円もらえるんです。
………めっちゃよくない?
と思い、わたしは健康給付金を付加することにしました。
ちなみに条件はあくまでも“継続10日以上の入院”なので、仮に7日間の入院を10回したとしても、健康給付金はもらえるようです。
どうでしょう。5年後が楽しみになりませんか?笑
※ちなみに、この特則をつけられる保険会社は、かなり限られます。
※女性に特化した医療保険で同様の仕組みがついている商品があるのですが、そちらは保険料が更新型で、どんどん高くなっていくのでおすすめできません………。
付帯サービス🌞
長くなりました。これで最後です!
保険に入るといろいろな付帯サービスを受けられたりします。
税理士弁護士無料相談ダイヤル、子育て相談ダイヤル、介護相談ダイヤル、などなど……(保険会社によって異なります)
そんな中でも日常生活で活用できるのが、○○クラブオフ。優待のサービスです!
ホテルやレストランで割引を受けることができます!
地味にうれしいなと思ったのは、某珈琲店でふつうサイズのコーヒーを無料でたっぷりサイズにできること。笑
こういうのってうれしいですよね。
次行くとき絶対使おうと思ってます。笑
あと、早速活用したのが映画館の割引!
優待対象の映画館だと、1,300円でチケット買えるんです!
今度友だちと映画観に行くのですが、観に行く映画館が優待対象だったので、さっそく優待チケットを購入しました。
一般だと1,800円ですし、このワンコインは大きい!
これからも活用していこうと思います。
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というわけで、長くなってしまって申し訳ありません。
- わたしの医療保険に入る時の決め手
について書かせていただきました。
考え抜いて設計したので、お気に入りのプランになりました。
通院特約や抗がん剤特約をつけなかった(うまくカバーできる特約がない💧)ので、がんに対するそなえがちょっと手薄かなと思っています。
しかし、がんになることはあと5年はないかなと思いたいので、おいおいプラスしていこうかなと。
これはあくまでもわたしの場合のプランなので、みなさんにぴったりのプランが必ず見つかると思います。
「もう医療保険入ってるよ!」
って方も、今は保険料がどんどん安くなっています。
同じ保障で保険料を下げたり、同じ保険料で保障を充実させられる可能性も。
見直してみるのもいいかもしれません。
ご相談やご質問にもできる限りお答えいたします。
マシュマロかTwitterのDMまでお願いします🌼
DMは返信、マシュマロはTwitterかブログでお返事させていただきます✨
みなさんの医療保険選びのお力になれますと幸いです🌼
…………あ!
最初に「煙草吸わない」って書いたのにその伏線回収(?)するの忘れてた!
医療保険には、煙草を吸ってない人や、BMIが基準値の範囲内だったりすると、“非喫保険料率”や“健康体保険料率”が適用され、保険料を安くすることができるものもあります!
わたしは煙草を吸っておらず、かつ超絶健康体なので笑、非喫健康体保険料率といういちばん安い保険料率で保険に入ることができたよ、とお伝えしたかったのでした。
さらに長くなってしまった💦
今度こそ終わりです!