2023.5.6(Sat)
ブルターニュの光と風
at SOMPO美術館
6月11日で終わってしまう展覧会が多くて、時間が~!と思っていたのだけれど、よく考えたらわたしはGW暇なことに気づき行ってきました。
GWは混雑のニュースしか見ませんでしたが穴場でした…!
とっても空いていました。
ブルターニュが国立西洋美術館と重なっているのもあるのかな。
SOMPO美術館、ひさびさに行きました。
東京に来て初めて行った美術館はSOMPO美術館だったと思うのですが(その時たしかモネの『ベリールの岩礁』を買った)それ以来かも。
ブルターニュ地方で生まれた絵画たち。
大画面の作品が多く見応えがありました。
▼いちばんのお気に入り。
マクシミリアン・リュス『岩の多い海岸』(1893年)
色彩がとても美しかった。
モネやシニャックのような彩り豊かな色彩が好き。
ベリールの海を描いたモネの作品はたくさんあるけど、この場所もベリールに似てる。
ベリールはこんな岩の多い景色なんだなと、モネ以外の作品を見ても一致する岩礁を見て思う。
▼これも好きだった。クロード=エミール・シュフネッケル『ブルターニュの岩石海岸』(1886年)
点描も色彩も好き。
最近ゴーガン表記が多いけどここはゴーギャン表記だった。わたしゴーギャン派。
タヒチでのゴーギャンの色彩はタヒチの空気がそうさせたのだと思っていたけれど、ブルターニュの作品にもタヒチ時代を彷彿とさせる色が。タヒチに来る前から彼の中にあった色彩だったんだなぁ。
▼ゴーギャンの弟子のセリュジェが描いた『さようなら、ゴーギャン』。
この後タヒチへ向かうらしい。ゴーギャンのゴッホ以外との交流ってあまり知らなかったな。
▼そしてここに来たら見ずに帰るわけにはいかないゴッホの『ひまわり』
大きかったなぁ。
厳重に守られすぎて本当にそこに存在するのかと疑ってしまう不思議な神々しさを放っていた。
6月に国立西洋美術館にも行く予定!
たのしみ!