2023.11.19(Sun)
ゴッホと静物画 伝統から革新へ
at SOMPO美術館
行ってきました~!
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元々この日は上野の森美術館のモネ展に行く予定で、ゴッホは来月の予定だったのです、が。
モネ展は日時指定で、前日に見たらすべて埋まっている……!
コロナ禍の展覧会は日時指定が多かったですが、近頃は日時指定がなくなってきていたので油断してました……。
上野の森美術館め………。
(SOMPO美術館の記事で言うことではないですが、上野の森美術館は敷地が狭かったり、ロッカーが外だったりと、数ある美術館の中で唯一好きじゃないな~と思う箱です……)
という訳で、12月に行く予定だったゴッホと予定を交換。
モネもしっかり日時指定を購入済みです。
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まず、SOMPO美術館が見えた瞬間叫びました。
「プー🍯や!!!!!」
いや、このガラスのロゴ。
Pooh
って書いてあるように見えませんか?🍯
ひまわり色なのになぜか気分はプーさんのハニーハント。🍯
並んでいるときの気分もプーさんのハニーハント。🍯
はちみつの香りが漂ってきそうです。
🌻
ゴッホと静物画
そんな(?)ゴッホ展ですが、元々2020年のリニューアルオープン時に企画されていた展覧会とのことで、SOMPO美術館の気合いが感じられる素晴らしい展示でした。
(文字が紫だとプー🍯感ない)
ゴッホの名を冠した展覧会に訪れるのはもう何度目か分かりませんが、静物画にスポットをあてた展示は初めて。
静物画のゴッホのイメージはそこまで強くありませんが、言われてみればひまわりやアーモンド、アイリスなど、花を描いた作品はすべて静物画に分類されます。
ゴッホが影響を受けた作品と、その影響が感じられるゴッホの作品を続けて観ることができ、とても勉強になりました。
最初の方にあった洋なしを描いた作品はどうにも暗くて、
勝手に『じゃがいもを食べる人々』を連想したのですが、
これや
この作品は
とても華やかで美しく、ゴッホがこんなにも色鮮やかな花々を描いていたことに驚きました。
ほかにもルノワールの『ばら』
ポーラ美術館の『アネモネ』
など、ほかの有名画家の作品も多く展示されていました。
モネは『グラジオラス』の2作品。
縦長の構図や背景の色味に日本画の影響を感じさせます。
ひまわり
そして、今回の目玉と言えるのが、SOMPO美術館所蔵のの『ひまわり』です。
『ひまわり』はSOMPO美術館に行けばいつでも観られると思ったそこのあなた。
違うのです。
今回の『ひまわり』は、
ガラス越しではなく、肉眼で間近に観られるのです。(間近すぎて額が欠ける)
いつもはガラス越しに厳重に保管されている『ひまわり』。
今なら間近で見ることができます。
筆の後もこんなにもはっきりと。
これだけで、この展覧会に行く価値があると思います。
アイリス
そしてもう一つの目玉。
ゴッホ美術館所蔵の『アイリス』。
美しいです。
こちらにも日本画の影響を感じます。
『ひまわり』と『アイリス』は並んで展示されています。
怒濤のひまわり祭り
その後は、怒濤の様々な画家の“ひまわりをモチーフとした作品”祭り。
ここまでたくさんのひまわりを集めてこられたSOMPO
美術館の熱意に感服です。
🌻
ゴッホと静物画展は1月21日まで。
冬咲きのひまわりをご覧になりませんか?
おすすめです🌻🍯