*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーが好きな社会人が、日々の想い出やお気に入りをしまっておく宝箱。

テート美術館展 光、そして青について

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2023.8.27(Sun)
テート美術館展 光
at 国立新美術館

行ってきました!

(紛らわしいタイトルをつけてしまいましたが、展覧会のタイトルは『テート美術館展 光』です!)

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テート美術館のコレクションを“光”をテーマに構成した展覧会。

ターナーやモネから現代アートインスタレーションまで幅広い作品が展示されていて、とても見応えがありました。

“光”がテーマと言っても、この世にかたちが存在するすべてのものは、光の反射があってはじめて見えるもの。
しかし、“光”そのものを作品に閉じこめることは難しい。

だからこそ、光は長きにわたってアーティストの心を掴んで離さないのだと思います。

光に対する画家のアプローチはさまざま。

画面に満ちた光、暗がりの中に射す光、噴火する火山から発する強大なパワーと光、空気を描くことで映し出そうとする光、表裏で表現しようとする光、影があるからこそ強調される光。

それぞれの光はどれも美しかったです。

⭐️風景画で有名なウィリアム・ターナーは、晩年抽象的な作品を描くようになったということを初めて知りました。
緻密な風景画は今回展示されていません。
そういえば、イカロスの神話をモチーフにした燃えるような空の作品があったな、と思い出しました。

⭐️大好きなモネはポプラ並木とセーヌ川の2作品。
セーヌ川のポストカードが欲しかった~!

⭐️オラファー・エリアソン『星くずの素粒子』(2014年)


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最後を飾る作品。美しかったです。
誰が訳されたのか、まずタイトルが素敵。

⭐️ジョン・ブレット『ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡』(1871年


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いちばん好きだったのはこの作品でした。
天使のはしごが降り注ぐ海。実際の作品はもっと明るくて優しくて、そして美しかったです。うまく撮れず。

ジョン・ブレットの作品、見たことあるかどうかをぱっと思い出せないのですが、清らかで優しい色合いがとても美しく、いつまでも見ていられそうでした。

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話は変わりまして。
先日、初めてアクアラインを渡って木更津まで行ってきたんです。

アクアラインってすごいですねえ。

川崎と木更津の間に橋を架けよう!って思いついた人も実現させた人もみんなすごすぎます。
そして東京湾ってこんな地形だったのぉぉぉぉ?!
と改めて驚きました。
地図で見るときはたいてい舞浜のあたりまでしか見ておらず、海を挟んで反対側にあんなにも千葉が広がっていることを恥ずかしながら全く意識せずに生きてきました……。

とってもいいお天気だったので、空と海の青が美しく心洗われました。


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(↑窓ガラスの反射を消しゴムマジックで消してます 笑)

ずっと行ってみたかった海ほたるにも行くことができました。
行きは混んでて帰りの夕暮れ時に行きました。


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青い海と夕暮れへと近づく薄青の空。
いつまでも見ていたくなる美しい景色でした。


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夕陽と空と海。
富士山もいます!!見えますか?🗻


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アクアラインと月。

桜色が好きだと思っていたけれど、青に心を浄化されている自分に気づき驚きました。
なぜかはわかりませんが、青にはわたしの原点があるような気がしました。
でもこんなことを思ったのはこれが初めてです。

青への思い入れを実感したアクアライン日帰り旅でした。

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そんなわたしなので、ジョン・ブレットの作品に惹かれるのは世の摂理といいますか………(?)

この作品はチケットのメインビジュアルにも採用されています。納得です。