明日は横浜まで花組を観に行きます🌼
あの!
『Cool Beast!!』を再び観に行くんです!
『Cool Beast!!』は、わたしにショーの魅力を教えてくれた作品です。
肉の衝撃は忘れません。
最近は宝塚の感想をきちんと書き残していますが、お芝居とショーで記事を分けたのなんて『Cool Beast!!』だけではないでしょうか。
それくらい『Cool Beast!!』は衝撃でした。
近頃は美術館や観劇に行ってきた以外の趣味に関する記事は書かないようにしていたので、ただただ『Cool Beast!!』が楽しみ!というだけの記事を書いている今もとってもイレギュラーです。笑
楽しみにしているポイントはとてもたくさんあるのですが、中でも華優希さんの中詰のドレスがとってもかわいかったのがとても印象的でした。
もう華優希さんがいらっしゃらないのはとてもさみしいですが、星風まどかさんもきっとお似合いになるだろうな、同じドレスだといいな、と思っています。
めずらしい色合いでとってもきれいなドレスだったんです。
華優希さんだけでなく、瀬戸かずやさんも退団されてしまいましたし、水美舞斗さんも別チーム。
再演とはいえきっといろんなことが異なっているのだと思います。
さみしさもありつつ、あのシーンはどなたがされるのだろう?とワクワクが止まりません。
大好きな専科の美穂圭子さんが引き続きご出演なさるのもうれしいです。
いちばん気になるのは…………
…………いちばん選べないくらいいろいろあるな…………笑
- 水美舞斗さんが持ってたまくらサイズの肉はいったい誰が持つのか?
- 娘役柚香光さんの相手役は誰?
- 美穂圭子さんと大階段(あるのか?)で「ジョバイロ」を熱唱するのは誰?
などなど。
配信やライブビューイングも観なかったので、一度きりの記憶なのに鮮明に焼き付いていて、『Cool Beast!!』の爪痕の深さを感じます。野獣だけに。
とても楽しみです。
外箱公演、はじめてです。
宝塚の階段を駆け上がっております。
何もかも『Cool Beast!!』のせいです。
あとポルノの曲が最高なせい。笑
先ほどから『Cool Beast!!』の話しかしていませんが、お芝居は『哀しみのコルドバ』です。
こちらはまっさらな気持ちで拝見したいと思います。
ショーの魅力
宝塚に行き始めてしばらくは、たまたま一本立てのお芝居ばかりを拝見していました。
そのため、
「ショーの方が楽しい」
と言っていた母の言葉がよく分からなかったのですが、今ならその意味がとてもよくわかります。
わたしはお芝居のストーリーに必要以上にダメージを受けてしまうタイプなので、お芝居に限らず同じ小説や映画は複数回観ません。
例えば人が死ぬ話なら、死ぬと分かっていて観ることがつらくなってしまうのです。
それでもミュージカルが好きなのは、音楽が好きだからです。
『ロミオとジュリエット』も大好きですが、2幕はバタバタと人が死ぬのでわたしは1幕ばかり観ています。笑
音楽が最高ですね。
ここに来てはじめて、ショーはストーリー展開を深く気にせず、純粋に音楽が楽しめるエンターテイメントなのだと気づきました。
ショーは、普段行っているライブとの親和性が高いんです。
だから何度でも観たくなるんですね。
宝塚歌劇の魅力
気づけば昨年12月の宙組『アナスタシア』から、宝塚大劇場公演はすべて1回ずつ観劇しています。
なんということでしょう。
しかし、これだけの組を拝見しても、未だにご贔屓と呼ばせていただける、好きな男役スターさんが発見できません。
誠に申し訳ないのですが、とてもミーハーに、○○さんかっこいい!とはよく申しております。
みなさまほんとにかっこよくて素敵なのですが、ご贔屓になる段階に達していないのは自分がいちばん理解している気がするんです。
娘役さんの魅力
よく拝見してしまうのが、娘役さんなんです。
真彩希帆さんが大好きで、近頃はもう潤花ちゃんがかわいくてかわいくて。
デリシューがあまりに潤花ちゃんの可憐なかわいさにぴったりで、もう一度観たくなってしまい、ライブビューイングに行こうとしてしまっています。
『Cool Beast!!』も、華優希さんのドレスのことを真っ先に書いてしまうくらい、華優希さんをよく拝見しておりました。
すごーくかわいかったです。
娘役さんを観てしまう理由が自分でもうまく説明できなかったのですが、お友だちに
「もしかしたら美術館とかと似てるとこもあるかもね」
と言われ、とても合点がいきました。
美術館と宝塚
美しいものを観に行く、記憶に焼き付けるという点で、美術館と宝塚はたしかに似ています。
わたしは世界史選択で、ヨーロッパの歴史が好きなので、美しいヨーロッパの世界に誘ってくれる宝塚が好きなのかもしれません。
デリシューとか完全にそう。
美術館も主に西洋美術をよく観に行きます。
宝塚も和物に少し苦手意識があるのですが、それも
わたしのなかの美の範疇から、ちょんまげが逸脱してしまっているからかもしれません。
そして、母からの遺伝もあるかもしれません。
母は『ベルサイユのばら』をきっかけに宝塚を好きになりましたし、フランスの歴史が好きでいつかヴェルサイユ宮殿に行きたいと言っています。
和物が苦手なのも同じ。
美術館に行っても、女王さまのドレスの肖像画等を観るのもすごく好きなんです。とてもきれい。
娘役さんを観てしまうのも、そういうところから来ているのかもしれません。
潤花ちゃんは特に、わたしの中の美のど真ん中を貫いたお顔立ちをされていて、とても好きです。
かわいい。
瞬間の宝石箱
宝塚って、究極の総合芸術だと思うんです。
照明、音響、セット、そしてタカラジェンヌさんの歌とダンス、そして目にも美しい衣装。
舞台の上のタカラジェンヌさんだけでなく、スタッフさんみんなで造り上げられる儚い総合芸術。
儚いからこそ、美しい。
そんな瞬間瞬間を、できうるかぎり、記憶に留めておきたい。
できるだけ零さないように、今日もわたしはきっと観たもの聴いたものそしてその時の想いを書き留めます。
この場所を、瞬間瞬間の美をしまっておける宝石箱のようにしていきたいな、と思います。
明日の『Cool Beast!!』、楽しみだな~!